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朝市や鉄道…加古川の魅力動画に 地元60代男性ら

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更新日:2019年04月14日

  • 加古川市公設地方卸売市場の土曜朝市を紹介する動画の一場面(小西一郎さん提供)

  • 加古川市の魅力を動画で撮影する(左から)小西一郎さん、余田幸子さん、寺内隆さん、馬田めぐみさん、木下清仁さん=JR加古川駅

 新鮮な食材が並ぶ公設地方卸売市場に、JR加古川駅(兵庫県加古川市)前の商店街-。加古川で高校時代を過ごした60代の男性らが、故郷の魅力を掘り起こそうと、動画番組「あっ、名人good! KAKOGAWA」の制作に取り組んでいる。13日はJR加古川線の電車に乗り、旅番組風の映像を撮影した。(若林幹夫)
 動画タイトルは「驚き」や「素晴らしい」を意味する英語「アメージング」にかけて名付けた。これまでに市公設地方卸売市場(同市野口町長砂)の土曜朝市を紹介する動画を制作。家島諸島で養殖されたサーモンや播磨灘のエビなど旬の食材を取り上げ、市場関係者へのインタビューと合わせて9分間にまとめた。既に動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。
 制作に取り組むのは、東播工業高校OBで、企業PRの企画制作などを手掛ける会社のプロデューサー小西一郎さん(61)=西宮市=と、昨年3月まで志方東小学校校長を務めた民間保育園長の木下清仁さん(61)=加古川市。3年ほど前、木下さんが「加古川を活気あるまちにしたい」と相談を持ち掛け、小西さんが市内を巡って「市外から見た魅力」を探したという。
 撮影は3月から始め、小西さんと同僚のアートディレクター寺内隆さん(52)=神戸市垂水区=がカメラを回す。リポーターはサンテレビの情報番組などに出演する余田幸子さん(25)が務めた。市場以外にも、花の寺として知られる円照寺(加古川市志方町広尾)や、加古川駅前の寺家町商店街などを撮影した。
 加古川線の電車ロケには地元出身のリポーター馬田めぐみさん(25)が加わり、同駅から1区間分190円の切符で、福知山線を経由して尼崎駅から東加古川駅に戻ってくる鉄道の旅を体験した。小西さんは「見た人が行ってみたいと思う作品に仕上げたい」と意気込み、木下さんは「加古川の良さを再発見し、市内外の人に知ってほしい」と期待する。
 今後はコミュニティー交通「かこバス」や「棋士のまち」をテーマにした作品を予定。制作費確保のため、インターネットを通じて資金を募るクラウドファンディングも検討している。

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