- 1月08日
木村耕太郎さん
◼️木村耕太郎さんについて教えてください。
フリーランスのイラストレーターとして活動しています。出店では主に似顔絵を描いたり、自分でデザインしたグッズを販売しています。
◼️活動を始めたきっかけは?
きっかけは、30歳の時に感じた自分の中の葛藤からです。当時はフリーターで、正直「この歳になってまだこんな状態なのか。何してんねん。」という焦りや落胆がありました。そこで唯一自分が昔から好きで得意だった「絵を描くこと」で現状から脱したいと思い、イラストレーターの道を選び活動を始めました。
◼️神戸市出身とのことですが、木村さんにとって神戸はどんな街ですか?
割と否定的に捉えていたというか、いわゆる「神戸=おしゃれ」というイメージに対しても「どこがやねん」と逆張りしてしまうところもあったんです。でも神戸にまつわるお仕事をさせていただいたときに、とても嬉しかったんですよね。なんだかんだ言いながらも自分はこの街が好きだったんだなと、そのときに気付かされました。
◼️どんな時に喜びを感じますか?
自分の仕事を喜んでくださったことを、直接的であれ間接的であれ、感じることができたときは嬉しいです。クライアントワークはメールだけのやり取りがほとんどですが、「めちゃくちゃいいです!」って一言添えられていただけでも、すごく心が躍ります。似顔絵の場合はお客様と直接触れ合うので、目の前で「すごく嬉しい!」って言ってもらえると、ありがたいし嬉しいですね。
◼️大切にしていることはなんですか?
楽しくあろうとすることです。何事も自分の捉え方1つで変わりますよね。だったらネガティブに捉えず、楽しくやろうとすることが自分の中では大事かなという感覚でやっています。
元々は結構ネガティブに考えちゃうことが多いタイプだったんです。できない理由や自分がダメな理由ばかり考えてしまっていました。でも、大人になってから「それでは何も変わらないし、生産性もない」と気づいたんです。だから最近は、なるべくポジティブに考えるように心掛けています。
◼️今後の目標は?
負い目を感じずに生きることです。自分が何か失敗したりすると、すぐに負い目を感じてしまうんです。でも、そういう気持ちがあると雁字がらめになってやりたいことができなくなったりして。常に何も負い目がない状態を目指せば、心も身体も自由になるんじゃないかなっていう風に思ってます。