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120 WORKPLACE KOBE

ROUND POINT CAFE

美味しい一杯の隣に。

-ROUND POINT CAFE 高根優花さん

神戸元町の栄町にある、自家焙煎のスペシャルティコーヒーショップです。
2025年からは、2号店として兵庫県立美術館内での営業もスタートしました。

コーヒーに関して大切にしているのは、「誰がどのようにつくり、どんな経路を辿ってここに届いているのか」がきちんと分かること。
味わいだけでなく、その背景やストーリーまで含めて「顔の見えるコーヒー」を選び、丁寧に届けています。

一定の美味しさはもちろん、その先にある社会的な側面にも少しだけ目を向けてもらえるように。
そんな想いを大事にしながら、街の小さなコーヒーショップとして、時間と空間を共有しています。

会場である120 WORKPLACE KOBEのカフェも、ROUND POINT CAFEが監修しています。
マルシェ当日のコーヒーは120cafeに委ね、私たちはコーヒーに合う焼き菓子をお届けします。

 

どのような経緯でお菓子づくりに関わるようになったのですか?

もともとケーキ屋で3年ほど働いていました。小さい頃から「将来はケーキ屋さんになりたい」と思っていて、高校卒業後に製菓の専門学校へ進み、そのまま現場に入りました。ただ、実際に働いてみると体力的にもかなり厳しく、一度お菓子の仕事から離れることに。

その後は会社員として働いていたのですが、やはりもう一度お菓子づくりに関わりたいという思いが強くなっていきました。
製菓に携われる場所を探していたときに出会ったのが、ROUND POINT CAFEです。現在は週に一度、製菓担当としてお店に立っています。

お客様との距離が近いことも、この場所の心地よさだと感じています。「今日は何を作ったの?」と声をかけてくださったり、ベーグルを楽しみに来てくださる常連さんがいらっしゃったり。日々のやりとりの中で、直接反応を感じられるのはとても嬉しいですね。

どんなことを大切にしていますか?

甘さや食感、そして食べやすさです。例えばベーグルは、噛みごたえはありつつも、顎が疲れすぎないように仕上げています。
まずは自分自身が「また食べたいな」と思えること。その感覚を大切にしながら、お菓子をつくっています。

焼き菓子は、毎週4種類ほどご用意しています。
最近はラインナップも自由に任せてもらえるようになってきたので、自分が食べたいものや、作ってみたいものをベースに考えてお作りしています。

今後の目標について聞かせてください。

これからは、さらにお菓子のバリエーションを増やしていきたいです。

最近はパイに興味があります。時間も手間もかかるので、なかなか挑戦できずにいましたが、やってみたい気持ちが強くなってきました。
甘いものだけでなく、お惣菜系にも広げられるところが、パイの面白さだと思っています。お店に並ぶ日を楽しみにお待ちください。

ご来場いただく方への
メッセージ

ぜひお店の方も覗いていただけると嬉しいです。
コーヒーと一緒に、焼き菓子の時間も楽しんでもらえたらと思います。