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120 WORKPLACE KOBE

  • 11月27日

心も体も健康に。「ESG先進国 ニッポン」を目指す。 ムーブメント株式会社 小北 真吾さん #120の住人

120 WORKPLACE KOBEの気になる会員様を紹介する「#120の住人」

 

今回は、「ニッポンを元気にする」ため 今年の7月に会社を設立された、ムーブメント株式会社の 小北 真吾さんにお話を伺いました。

2本の柱である“健康増進事業”と”経営支援事業”のお話や、事業に込められた想いについて教えていただきました!

 

 

−−小北さんのお仕事について教えてください。

 

今年の7月4日にムーブメント株式会社を設立して、大きく2つの事業を行っています。

1つが「健康増進事業」です。運動をする機会を増やすことによって、心も体も健康になってもらうという事業を行っています。今後はいろんなスポーツやエクササイズに展開していけたらと思っていますが、今はヨガに特化しています。

もう1つは「経営支援事業」です。元々18年間、コンサルティング会社で経営支援をやっていました。

その流れもあり、主にESG(※1)に関わるような内容で経営改善に対する支援を行っています。

 

※1 持続可能な世界の実現のために、企業の長期的成長に重要な環境(E)・社会(S)・カバナンス(G)の3つの観点。

 

 

−−「健康増進事業」では、具体的にはどんなことに取り組んでいらっしゃるのでしょうか?

 

今は介護施設と放課後等デイサービスに対して、プロのインストラクターによるヨガレッスンの提案を行なっています。オンラインだけでなく、実際に現地にインストラクターを派遣することも可能です。

 

介護施設では、自由時間に将棋をしたりテレビを見たりして過ごすのですが、 施設の人たちがレクリエーションを毎日考えるのにも限界があるそうで。そこで健康にもいいヨガをやりませんかと。

椅子に座ったままできるヨガなので、高齢者施設・介護施設に通っていらっしゃる年代の方でも無理なく参加できます。

 

もう1つ、放課後等デイサービスという、発達障害の子どもたちが通う施設にも提案しています。

ヨガは、心にも体にも良いよという医学的な証明がされているんです。子供たちの集中力も上がって、体幹も鍛えられるので、いろいろと理にかなっているんですよ。

 

その他、大企業向けの提案も行なっています。

大企業は社員数も多いので一生顔を合わせないということも多々あるんですよね。

そんな中でヨガサークルで社員同士繋がろう!という提案をしています。

 

 

−−幅広い業界が対象なんですね。

 

そうですね。この先は、医療・介護・福祉の現場に特化して提案していきたいと考えています。

内容も、ゆくゆくは太極拳とか合気道とか英会話とかけん玉とか、いろんな習い事を詰め込んだサービスになればいいなと思っています。

 

−−どれも需要がありそうですね!ヨガから始められたのには理由があるのでしょうか?

 

きっかけは大きく2つあります。

まず1つがヨガのインストラクター養成スクールと提携ができたことです。そのおかげで、在籍講師や卒業生の方を派遣することができるようになりました。

 

もう1つは、ヨガの市場動向です。

ヨガって意外と人気で、スポーツ庁の調査によるとスポーツの人気第3位らしいんです。1位はウォーキング、2位は筋トレ、その次にヨガなんですよね。家でyoutubeを見ながらでもできますし、教室もいっぱいありますし。 ゴルフよりやっている人が多いんですよ。

これからヨガをやりたい人はまだまだ増えると思っています。

また、ヨガは個人向けサービスは豊富なのですが法人向けサービスがあまりありません。そこもチャンスだと思っています。

 

 

−−今年 独立・起業されたということですが、健康に関する事業にはずっと興味をお持ちだったんですか?

 

仕事柄いろんな業界のレポートをよく見ていたのですが、ある日 医療・介護・福祉施設労働者のための月刊誌を見て 衝撃を受けました。

看護師さんの仕事に関するアンケートがあったんですが、”看護師の75%が常に仕事を辞めたいと思っている”と載っていたんですよね。「これはえらいことやな」と驚愕しました。

健康面についても 回答者のほぼ半分の方が「腰痛がある」と答えていて、本当に過酷な仕事なんだなと。

 

経営コンサルタントも しんどい仕事ではありますが、「お客さんや世の中のために」というすごく前向きな気持ちで働いてるっていうのが、割と当たり前だったんですよね。でも、それだけじゃない業界もあるということに改めて気付かされました。

人々の健康のためにこういう医療従事者の方たちは本当に必要な人材ですよね。

だからこそ「僕がなんとかせなあかん」って思ったんです。

 

−−ムーブメント株式会社という名前にはそんな「なんとかせな」という思いも込められているんですね。

 

小さな問題を解決に導くための動きに取り組んで、業界や世の中の当たり前にしていく、「みんなでムーブメントを起こそう」と言う意味でこの会社名にしました。

小さな問題って世の中に点在していますが、何もできずに放置されていることも多いと思うんです。

小さな声、小さな課題、小さな悩みをちゃんと形にして、解決して、喜ばれるようなことを沢山やっていきたいなと思っています。

 

 

−−会社を始める際に120を選んだきっかけは何でしたか?

業務上、個室のワークスペースを探していて、色々条件に合うなと思って選びました。

 

−−実際に120のレンタルオフィスを利用されてみて、いかがですか?

めちゃめちゃ快適ですね。集中してできますし、個室にしてよかったなって思います。
オンラインでの商談や在宅でのセールスがメインなので、どこでもできるのですが、1つの場所に腰を据えて仕事をするっていうのが、思った以上に大事だなって感じています。

 

 

−−この先 事業を広げていく中で大切にしたい軸はありますか?

 

やっぱり「ESGに関わること」という軸は大事にしたいです。逆にそれ以外は、僕がやらなくていいかなと思っています。

「ありそうだけどない!でも、あったら嬉しい!」ということを、1つ1つ 形にしていきたいです。

 

−−今後の目標について聞かせてください。

 

事業計画としては、10年で上場させたいと考えています。

また会社のテーマとして、「ESG先進国 ニッポン」を挙げているので、ESGに関わるサービス商社として色々なサービスを開発・提供できるようになっていきたいと思っています。

 


 

 

ご自身が感じた「なんとかせな」を原動力に、ありそうでなかったことを次々と形にしておられる小北さん。

聞けば聞くほどに、未来の日本の健康事業を引っ張っていかれる存在になるのではないかとワクワクしました!

今後どんどん事業が拡大していくムーブメント株式会社さん。これからも近くでその様子を見させていただけるのが楽しみです。