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120 WORKPLACE KOBE

  • 1月08日

おうちぱん R. BAKERY 泉理恵さん

◼️お店について教えてください。

手のひらサイズの小さな“お豆腐パン”をお作りしています。基本、乳製品と卵は不使用。パン生地は小麦粉・米粉を中心に、すべて国産を使用しています。お豆腐・豆乳・おからは湊川にある原商店さんの美味しい豆腐を使用しています。

◼️始められたきっかけは?

元々アパレル業界で働いていた私がパン作りに向き合うことになったのは、家族の病気がきっかけでした。主人が食事制限が必要になり、これまで好きだったパンが食べられなくなったんです。「ならば自分で作ろう」と思い立ち、そこからパン屋で働きながらパン作りを学び始めました。最初は主人が経営していたバーでパンを提供していましたが、コロナ禍でバーが営業できなくなった際に店を開くチャンスだと思い立ち、パン屋を始めました。最初はバーの軒先で販売を始め、現在に至ります。

◼️大切にしていることはなんですか?

一番大切にしていることは「自分が知らない材料は使わない」ということです。身体に良くて、誰もが知っている安心・安全な素材を使用しています。また「おうちパン」というコンセプトなので、高級レストランではなく定食屋のような、ほっとするパンをお届けしています。

◼️どんな時に喜びを感じますか?

お客様から「美味しい!」という言葉や、笑顔を頂いた瞬間が何よりも嬉しいです。それが私にとって、何よりの活力となっています。

◼️お店のキャラクター「Rちゃん」もかわいいですね。

オリジナルキャラクター「Rちゃん」は、私の古い友人であるデザイナーに依頼して作成しました。彼女は私がアパレル業界で働いていた頃からの付き合いで、「もし私がパン屋することになったらロゴやってな!」という約束をしていたんです。私のことをよく理解してくれているので、デザイン案を見た瞬間に「これだ!」と直感的に感じ、速攻で決まりました。

◼️今後についても聞かせてください。

日々精進し、より身体に優しく、飽きのこないパン作りを目指していきます。ゆくゆくは、パンに薬膳的な要素を取り入れることにも挑戦したいと考えています。そのためには単にパン作りの技術を磨くだけでなく、栄養学や医学的な知識も深める必要があるかと思います。時間がかかる道のりだと思いますが、まずは目の前のことに集中して、美味しさを追求し続けていきます。