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120 WORKPLACE KOBE

  • 1月08日

YONICHIMARUSAN 清冨 雅子さん

◼️お店について教えてください

使う人に寄り添い、生活を共にできるような、シンプルイズベストで誰にでも馴染むデザインを目指すレザークラフトです。財布やカードケースなどの「毎日手にする革小物」をテーマに、全て手作業で製作しています。ボタンやファスナー、ステッチ使いを最小限に、とにかくシンプルであることにこだわりました。ヌメ革の質感が引き立つ、ミニマルデザインをお届けします。

◼️前回のご出店から約1年。何か変化はありましたか?

2024年からワークショップをスタートさせました。作家仲間からも「やったほうがいい!」という声が多く、気になってはいたんです。ただ準備に時間がかかる上に進め方も分からないため、数年ほど躊躇していました。

スタートする気になったきっかけは、高校からの同級生で古着屋兼カフェを運営している友人からの「うちでやったらいいやん!」というあっさりとした一言。YONICHIMARUSANのデビューもこの友人のお店だったので「新しいことをやるならやっぱりここからだな、分からないなりにとりあえずやってみよう!」と思い、友人のカフェの周年イベントで開催することに。結果、昨年は5回開催することができました。

◼️どんなことを大事にされていますか?

とにかく「きちんとする」ことにこだわっています。作業場も作業する上での工程も、全ての事柄についてきちんとすることがお客様への誠意につながると考えています。普段はおおざっぱなのでオン・オフをつけるのが癖になっていて、仕事に対する「きちんと」への拘りは相当強いです。

◼️今後について聞かせてください。

画家さんのアートとのコラボレーションを実施する予定です。以前私の革小物に即興でアートを描いていただいたことがあったのですが、アクリル絵の具が革にしっかりと乗り、革と一緒に経年変化をすることがわかりました。それがきっかけで、アートとのコラボに興味を持つように。北海道に住んでいる画家の友人に相談したところ、快く引き受けてくれることになり準備を進めています。